会長あいさつ

富士市歯科医師会会長
 大村 仂

 

 それでは早速、社団法人富士市歯科医師会の概要を紹介しましょう。私どもの会は、現在121名の会員を擁し、それぞれが富士市内に開業する傍ら、公益法人の一員として課せられた責務を果たすべく、地域社会に対して積極的に口腔保健活動を展開しています。
 まず、「歯と口の健康週間」の行事を中心に、母親教室から児童・生徒の健診、事業所健診、成人健診へとつづき、80歳の「噛むカムケア8020コンクール」までライフステージにそって切れ目のない歯科健診をおこなっています。
 勿論、この目的は「むし歯」、生活習慣病である「歯周病」のほか口腔粘膜の異常などの予防、あるいは早期発見、早期治療であり、80歳まで20本の歯を残そう、という「8020運動」の推進であります。私たちはこの「8020運動」を通じて行政と協力しながら、市民の「健康づくり」のお役に立ちたいと考えております。
 日本の社会は2006年を境にして、人口が減り始めるといわれています。つまり少子・超高齢社会を迎えようとしているのです。
この人類がかって経験したことのない超高齢社会を豊かなものにするにはどうすればよいのでしょうか。そこで人々は考えます。「まず美味しいものが食べたいねエ?」そうゆう素朴な欲望があって「食」の問題がにわかにクローズアップされてきました。
 「たべる」と言う事はただ単に機械的に「かむ」というだけでなく、「食の質」「食の安全性」の問題を含みますが、ここでは「自分の歯でかむ」ということの大切さを考えていただきたいのです。歯には味覚があるのです。従って、「自分の歯でかむ」ものが美味しい物になるのではないでしょうか。8020運動とは超高齢社会を豊かにする運動の1つなのです。
 統計によりますと、60歳すぎから急激に歯が失われますが、その原因の大半は喫煙、飲酒、食事、運動、ストレス、歯磨きなどの生活習慣病といわれる「歯周病」なのです。つまり、過度の飲酒、過食、栄養過多、睡眠不足、ストレスを受けやすい環境などが歯周病をふくむ肥満、高血圧症、糖尿病などの基礎的疾患を引き起こし、長期的には全身的な疾患へ悪影響をおよぼすといわれています。
 「健康ふじ21」を象徴するように、「生活習慣を改善して健康を増進し、健康寿命を延ばす」このことも私たちが提唱している「8020運動」の1つなのです。
 このホームページが市民の皆様の「健康づくり」に少しでもお役に立つことを願っています。

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